ここではみんな笑顔になれる はーとあーと倶楽部2020カレンダー原画展 2月〜3月開催します

はーとあーと 障害 あーと 佐賀 アサヒ薬局

2月1日~3月31日 アサヒ薬局新旧店舗にて

日時 

平日 9時から19時

土曜日 9時から16時 日祝日はお休みです

はーとあーと倶楽部 それは金立特別支援学校の卒業生を中心に立ち上がったアートグループです。

大江先生のもと、様々な障害の形に合わせた工夫をしながら、絵を描いています。

絵筆が握れない子はクリップで手に固定したり、スポンジや、手作りのハンコなどを使って、

どんな子どもでも楽しめるアートの形を模索されます。

 

そして何より、魅力的なのは個性的で愛すべきメンバーとその美しきお母さま方の力です。

進行してゆく病や、支えている家族の病気など、困難は抱えきれないほどあります。

悲しい夜もやりきれないこともきっといっぱいある。

 

でも、ここではみんな笑顔になれる。

 

その言葉通りに、笑いあい、励まし合う仲間たちの存在。

いっつもみんなのことを気遣い、茶目っ気たっぷりなさっちゃんや、

ユーモラスで芸術的な西村君や、

優しい望君など。

 

一人、一人の存在が特別です。

そして、たくましく、美しく、笑い声高らかに響くお母さま方。

知的なウィットにとんだ魅力的なお母さま方からは、

いつも学ぶべきことが沢山あり、

憧れの存在です。

はーとあーとのメンバーやお母さま方にお会いすると、

ああ、こんな風に生きたいな、といつも思います。

 

お子さまに障害があって一人で悩んでいる家族の方も、きっと明日へのパワーがもらえると思います。

 

そして一般の方も、障害という世界への見方もきっと変わる。

 

それは何かを「できない」世界ではなく、

ちゃんとはばたく羽根を持ったいろとりどりの豊かな世界なんだと。

 

 

 

 

私も仕事で支援学校に行くたび、明日をも知れぬ娘の傍によりそうお母さんの姿や、

突然の重症化に、手を握りしめているお母さんの姿をよく眼にします。

一日中子どもと一緒に授業を受けているお母さんたちも沢山いる。

 

そんなお母さんたちがいることも知ってほしい。

 

少しでも何か手伝えるといいから。

 

でも、同時に、それだけではないことも伝えたい。

 

支援学校で開催された夏のはーとあーと倶楽部での、笑顔も知ってほしい。

 

 

そう、ちょっとここで紹介しますと、夏にはーとあーと倶楽部は、音楽とアートを組み合わせたイベントをなさりました。

ビビモスのメンバーのものすごくかっこいい姿!!

 

もちろん色んな障害がある。でも色んな楽器を握り、大声で高らかに歌う彼らからはものすごいパワーがあり、

笑いながら涙がとまりません。

 

人の心を揺り動かす力強い光がそこにあったのです。

車いすの少年のほとばしるロックや、

 

のびやかに果てしなく広がってゆく少女の美しい声。

 

はーとあーとのメンバーも、自分たちで作ったお面で楽しそうに踊りはじめ、

本当に素敵なパワーが会場中いっぱいに膨らんでゆきました。

 

こんな素敵なはーとあーと倶楽部の絵、ぜひ見にいらしてください。