支援学校の１４歳のRicoさんのアクセサリーを扱っています。

Ricoさんは野の花のような、控えめだけれど、凛とした女の子。

そんなRicoさんがデザインし、作られたアクセサリーを身に付けると、いつもの日常が少しだけ違って見えます。二つとして同じものを作らないというRicoさんのアクセサリーは世界に一つしかないオリジナルなものです。Ricoさんは多くを語らないけれど、アクセサリーを受け取るとき、Ricoさんの優しい気持ちがちゃんと伝わってきます。瑞々しい感受性を持つRicoさんの世界の窓が開いて、みんなへ繋がってゆく、特別な瞬間です。

そしてまた障害を持ちながらも、素晴らしい可能性があることを教えてくれるRicoさんは、障害に関わる私たちみんなの希望の星でもあります。

できないことに目を向けるより、できることを伸ばすこと、それが許される豊かな社会になるといいなと願います。

佐賀県塩田町にある耕房野の風さんでは、子どもを育てるように、麦やお米をのびのびと育てていらっしゃいます。野の風さんの「自然の森農法」で、農薬や化学肥料を使わずに、森の落ち葉や腐葉土朽ち木をバクテリアなどで分解し、栄養とされています。野の風の淵野さんはものづくりと本が大好きな、爽やかな少年のようなお母さん。小さなお子さまを育てながらも、有機農法の様々な困難と格闘し、こつこつと努力を続ける淵野さんのお姿は、本当にかっこいい！そんな淵野さんから届いた穀物たちです。甘くて香ばしい雑穀米や、米粉パンケーキの粉などが揃っています。ミネラルやビタミンたっぷりの雑穀米は、血糖値を調節したり、美容やアレルギーにも効果的です。

山間の緑に囲まれたSavon de Rinさんの工房は、清潔で柔らかな光に満ちた優しい空間です。アトピーの娘さんりんちゃんのため、体に優しい石鹸を作りたい、そんな久原さんの優しい想いが形になったSavon de Rinさんの石鹸たちは、低温で厳選された精油を抽出しているため、汚れは落ちるのに、しっとりと肌に潤いを残します。久原さんの手で一つ一つ、手作りされた石鹸も、自らデザインし、作られたパッケージも、そこにこめた大切な気持ちが伝わってくる温かい商品です。何より、久原さんの気持ちのよいお人柄が大好きで、ほれ込んで置かせていただいております。

嬉野にある相川製茶舗のご夫妻は、朗らかで温かなお人柄で、訪れた人を温かくおもてなししてくださいます。古民家風の店内は、さりげないけれど丁寧な装いで、お出ししてくださったお茶を口に含むと、じんわりとお茶のおいしさが広がりました。いちご紅茶やピリ辛パクチー茶など、ご家族で工夫された数々のフレーバーティーはどれも、人工の香料などではなく、実際に訪れて厳選された佐賀の農家の本物の作物を使われているそうです。また西日本では相川製茶舗しか作っていないという秋冬番茶は、ほろ苦い味わいで、血糖値を下げる効果も期待され、注目を浴びています。

長崎県西海の村菓子さんで作られたやさいのカリカリは、一度食べたら癖になる、野菜でできた香ばしい焼き菓子です。地元の野菜のみを使い、卵、小麦粉、白砂糖フリーの、体にも優しいお菓子です。（工房内では、卵、小麦粉白砂糖を使っているので、完全除去食の重度のアレルギーのお子さまはご遠慮ください。）

季節ごとに野菜が変わるので、シーズンごとに楽しみがあります。

少し塩が効いているので、お酒のおつまみにもいいですよ。

長崎デザインアワード受賞作品です。

かささぎさんやレインボーさんなど、障害のある方の就労支援施設で作られたお菓子を扱っています。工房にお邪魔したときは、元気いっぱいに、楽しそうに、作業されて、色々な作業のことを誇りを持ってお話してくださいました。工房の賑やかなエネルギーをいっぱいに詰め込んだお菓子たち、おいしくって、リーズナブル。ぜひ、応援がてら、見に来てくださいね。